
今まさに育児に邁進中のお母さんが読んだら・・・気を悪くされたかもしれませんね。
確かに、夫婦ふたりの生活は、お子さんのいる家庭に比べたら、圧倒的に楽な毎日を送ることができます。金銭的な面しかり、体力的な面しかりです。
しかし、老後の不安は子供を持つ夫婦以上の不安がありますよね。確かに、金銭面の不安はあまりないかもしれませんが、精神面での不安は非常に大きく、また、死後の心配をしなくてはならないという点が、夫婦ふたりの人生の特徴だと思いました。(子供を持つ夫婦では、老後の心配はあっても死後の心配をされるかたは少数派なのではないでしょうか?)
人として、生命あるものとして、次代を育てることは自然の摂理だと思います。けれど、どんなにか子供を欲しいと思っても諦めざるを得なかったご夫婦の苦悩は計り知れません。また、価値観が多様化している現代では、子供のいない人生を敢えて選ぶというのも、許された選択肢であってもいいと思う一方で、自然の摂理に反していることへの罪悪感や周囲の重責に苛まれている方も多くいます。
子供が嫌い、夫婦ふたりだけで楽しい人生にしたい・・・ これだけ聞けば、身勝手な感じを受けるかもしれませんが、多くのものが引き換えになることを承知していますし、それなりの覚悟が必要です。
決して拭うことのできない孤独感や寂寥感、自然の摂理に反することへの罪悪感、皆が当たり前のように経験している「育児」という大事業に参加できなかったことへの不満や、親になれなかった分、人より劣っているのではないかという劣等感。様々な思いを背負って、皆さん夫婦ふたりの人生を歩んでいます。
子供のいない人生を受け入れることは、子供のいる人生を受け入れるよりはるかに高い壁があります。そのことだけ、知っていて欲しいな〜と思いました。
身近に、お子さんのいないご夫婦がいらしたら・・・ 是非暖かい気持ちで接してあげて欲しいと思います。
そして一方で。自分の子供ではなくても、子供を取り巻く環境と接する機会はたくさんあると思いますし、親と呼ばれる方たちの苦労を、少しでも肩代わりできることもあろうかと思います。家庭では夫婦ふたりだけかもしれませんが、玄関を出た向こうのたくさんの親と子のために、できることをしてあげたいものです。このアンケート結果をまとめながら、現役引退後は、みどりのおばさんや学童保育のボランティアとかしたいな〜と思ったようめいでした。
重ね々々、アンケートへのご協力、本当にありがとうございました!!