「日輪の遺産」浅田次郎
本を読んだ話をあまり書いていませんでしたが、
ちょこちょこ読んではいました。
7月中旬から、「浅田月間」と銘打ってもいいんじゃないか?というほど、
浅田次郎さんの作品ばかり読んでいました。
「極道放浪記」シリーズを読み、
浅田さんのピカレスク(=悪漢)小説を楽しんだ後、
「勇気凛凛ルリの色」シリーズのエッセイを読み、
昨日「日輪の遺産」を読み終えました。
「日輪の遺産」、素晴らしかったです。
タイトルが「日輪の遺産」だという前提で読み始めたのですが、
最初はまるで宝探しというか謎解きというか、
どちらかというと、トレジャーハントのような感じで、ワクワクしながら読み進めたのですが、
タイトルに偽りは全くなく、まさに「日輪の遺産」でした。
自分は日本人であること。
戦争を経験はしていないけれど、
唯一原爆を投下された国の一国民として、
語り継がなくてはならないことがあるということ。
ずっしりとした一国の思いを自分のものにできる。
とてもよい小説でした。
折りしも昨日は広島への原爆投下の日でしたね。
そうとは知らずに読み始めたのですが、
いいタイミングでいい小説を読みました。
伝えるべき子供はいませんが、
人間として、私も可能な限り伝えるべきを伝えていきたいと思いました。
今朝のニュースで、
政治家の経費処理問題で、1円でも経費であれば領収書をという話がありました。
確かに明文化するのは難しく大変かもしれませんが、
やれ、冠婚葬祭で出したご祝儀や香典に領収書は請求できないだの、
自動販売機で買った飲み物の領収書はどうするんだだの、
なんだか、朝からげっそりしてしまいました。
あんたら全員がちゃんとやってれば、
私たちだって、んな細かいことなんて聞かないんだよっ!
信用の絆を断ち切ったのはあんたらの方だろうがっ!!!
と、ちょっとピントがずれていますが、
日本はどうなっちゃうんだろう・・・
日論の遺産を読んで、自分が日本人であることに誇りを持った後だったこともあり、
切なくなってしまいました。
浅田次郎さんを好きな方もそうでない方も。
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そんなわけで、浅田さんの作品、休み明けにたっぷりお渡ししますね!
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