
レゴン、バロン、ケチャ。
以上がバリの三大舞踊でしょうか?
専門的には数え切れないほどの分類があるそうですが、
必ずガイドブックに載っているのは、この3つ。
日本人ですが、歌舞伎を見たのは、学校行事で見に行っただけという私が、
他民族の踊りに興味を示すはずもなく、
中国に行った時も、お約束だから...と京劇を見ただけで、
お約束じゃなかったら、きっと見なかったと思います。
ですが、今回、私は異常なほどケチャを見たがっていました。
ひとえに、あのリズムに魅かれてなのです。
何人もの舞踏家が円陣を組んで座り、
「チャカチャカチャカチャカ」という掛け声の合唱によって演じる、あれです。
ホテルでも「ディナーショー」として開催されていましたが、
せっかくなので、ウルワトゥ寺院に行って見てきました。

夕日に染まる寺院をバックに鑑賞するケチャダンスは、
あまりの迫力に圧倒され、しかもとても幻想的です。
とても神聖な踊りを見ているようで、
ケチャダンスを鑑賞している約1時間、があっという間でした。
50人以上はいると思われる、上半身裸に腰布をまとった男性が、
輪になって炎を囲んであぐらをかき、
「チャッ、チャッ」と叫び大合唱の中、舞台が進んでいきます。
インドの叙事詩「ラーマヤーナ」がストーリーとのことで、
それは、寺院に入るときに受け取ったパンフレットにもありましたが、
ストーリー自体は分からなくても、バリの暗闇を突き破るコーラスに、
不思議な世界へと吸い込まれていくようです。
舞台終盤には、舞台の中心に、次々を火を焚いて「何が始まるんだろう?」と思った瞬間、
燃え盛る炎の中へ男性が飛び込んで行ったのです!
それも1度だけではなく、なんどもなんども...
見終わったあと、ふっと仕事のことを思い出し、
締め切りに追われる時のBGMのように感じてしまった不届き者です...
[chapter:1]リムジンバスの盲点
[chapter:2]ガルーダインドネシア航空のこと
[chapter:3]ホテルはニッコーバリ
[chapter:4]ダイビングにチャレンジ
[chapter:5]エステ・・・至福のひととき
[chapter:7]神々の島-バリ